Sankei Web 産経朝刊 地デジは不要? 「ネット以前の発想」堀江社長発言(02/27 05:00)
<前略>地デジは不要? 「ネット以前の発想」堀江社長発言
専門家ら「方向性、理解していない」
「地上デジタル放送は必要ない」。ニッポン放送株問題で、テレビ、新聞などに連日登場するライブドアの堀江貴文社長(32)が、一昨年暮れにスタートした地上デジタル放送を否定する発言を繰り返している。これに対し、同放送の普及に努めてきたテレビ局社長ら関係者からは「現状が何も分かっていない」などの批判が相次いでいる。
放送局はデジタル化に投資したり、BS放送局をこんなに作ったが、たぶん必要ない。アナログ放送にインターネットをつなげば同じことができるから(二十日、テレビ朝日系「サンデープロジェクト」)
地上デジタルそのものがナンセンス。ネットが発展する前の発想で多額の金を投じている(二十四日、朝日新聞)
堀江氏は、ネットに掲載する日記でも「デジタルテレビが未来ではない。ネットとの融合こそが未来である。しかし、(テレビ局は)一向に動く気配がない」と地上デジタル放送に否定的な見解を示し続けている。<後略>
地デジは不要。
僕も前々からそう思ってた。
で、大局を見た上での僕なりの結論を言うと、アレはどうも無駄なデジタル公共土建事業っぽい。
一般ピーポーにはほとんどメリットがないのでは?と思う。
むしろ各種対応機材購入&新たなサービス加入で、出費がかさむというデメリットの方が大きい。
どう考えても放送局と家電メーカーとソフト権利者らが、消費者から巻き上げた利益を分け合うだけでしょ?
「キレイな画像」と「双方向性」に一体どれだけの価値があるのか・・・ハイビジョンで喜ぶのって自宅にホームシアター作ってるようなマニアかアニメオタクぐらいだと思うけど。
例えば大阪の実家のテレビってBS・CSデジタルが映る(使える)んだけど、実際にウチの両親はそれらを観ていない。
正確に言うと見方がわからないということらしい。
最近、紙媒体での番組表配布が中止になって、代わりにテレビからリアルタイムに情報を取り出すようになったのがその理由だという。
確かにそのテレビの横には、ボタンのいっぱいくっついたテレビ用のリモコンと、これまたボタンのいっぱいくっついたチューナー用のリモコンが置かれてある。
で、僕も実際に番組表をテレビ画面から引っ張り出してみたんだけど、・・・なんと、これだけのボタンがありながら、ボタン一押しで番組表が出るわけではないんだよね。
メニュー画面から入って、更にややこしいボタンで色々操作しなくちゃいけない。
これを60のジジババにやらせるというのはナンセンスだと思った。
僕でさえ最初、このややこしいボタン操作に戸惑ったよ。
ちなみにうちの両親は二人とも、PCでネットサーフィンぐらいはやる。
IEやOEを使って自分の必要な情報の受発信はできるのに、あのテレビを使ってはそれができないわけで・・・なんだかなって感じ。
「デジタル双方向時代の多機能テレビを使えば、今まで『デジタルディバイド』と呼ばれた人々が救われる」なんて言ってる自称専門家がいるけど、よくあんな大ボラ吹けるなあと感心している。
問題は設備とかハードの問題ではなくてUIソフトやサポートの問題だろうに。
アップルのカリスマCEO、スティーブ・ジョブスは、昔から「テレビとパソコンは元々使われ方が違う」と言い切っている。
頭のスイッチをオフにしたいときにテレビを見るが、パソコンを使うときは頭のスイッチはオンになっている。加えて、テレビは画面から離れて見るが、パソコンは画面を間近で操作する。だからMacには、元々使われ方の違うテレビチューナーは付けていない・・・と。
上手いこと言うな、と思う(実は突っ込みどころ満載なんだけどね)。
いずれにせよ、消費者が高い金払ってまで、「使いづらい&性格の異なる機能を合わせた」デジタル放送対応多機能テレビを買いに走るのかどうか。
消費者のこれからの動向にはとても興味がある。
少なくとも、ここ最近起こった一連の民放・NHKに関する事件で、「放送局には公共性がある」とか「一般民衆の側についている」とか「情報操作はしない」ということが真っ赤なウソであることを勉強することができた。
その彼らが声を合わせて唱えている「地上波デジタル放送」・・・僕らはもうちょっと疑ってかかった方がいいんじゃないかなあ?
ありがとう!頭のモヤモヤがすっきりしたよ!
一主婦には、難しいことはわかんないけど、
ちょっとだけクリアになったよ!
うん、そうだね。庶民には必要ないね。
もっと、もっと、私達は色々疑問を持たないとね。
これも時代の流れかあ・・・と思っていたものを、
いや待てよ・・・と考えさせてくれただけでも
ホリエモンに感謝。
最初は売名行為だと嫌っていたホリエモンの活躍が、
最近は痛快でならないのです。
無責任な言い方だけど、やっぱり権力に立ち向かうって面白いね。
多少Audio&Visualヲタが入っている僕でさえも、デジタル放送に関しては非常に否定的な見方。
確かに現状の都市部でのアナログ放送はゴーストだらけで酷い画質であるけれど、今ある機器を全て買い換えなければいけないデジタル放送にあまり魅力を感じない。
既にHDD&DVDデッキがVHSの売り上げを超えている。現時点で、一部のメディアを除いて、個人で楽しむためのDVD-Rへの保存も、正規の方法では残せないデジタル規格。
5年6年なんてすぐ。もし完全デジタル放送になった時は今一番売れている機器はほぼお払い箱。そんなの絶対におかしい。
ビデオに録画して楽しんでいる高齢の母親は、デジタルにしたほうが良いのかしら、と聞く。僕は、完全に決まるまで手をだすな、と釘をさしてます。
ちょっとハナシがずれるけど、『皆様の受信料』で番組を作っているNHKは、一番デジタル化に力を入れている。視聴料を素直に支払っているお年寄りにとって、非常に使いづらいシステムに作り上げ、全ての機器を買い換えさせなきゃ成立しないデジタルなんて要らないと思う。
Posted by: UTHEROCK : 2005年03月01日 01:55>おりつさん
さすがはOゼミの先輩(^^;)。
構造的暴力には敢然と立ち向かえ!って感じですね。
ただ、これまで長い間ネットの深い海をブーラブラと漂ってて、僕が一つだけ思ったのは、実に巧妙に仕組まれた「何か」というのはホントに存在するのだなあということでした。
いい、わるい、しんじる、しんじないということとは別に、既にそこに存在している・・・そういうのを思い知らされることが多いです。
>UTHEROCKさん
メーカー、放送局、コンテンツ利権業者、おまけに国までが、揃いに揃って「デジタル新時代!」って叫んでるの・・・かなり寒いです。
僕的には。
で、その新時代の中身が「コピーワンス」だなんて退行してますよね?
思わず笑ってしまう。
高齢者へのユーザビリティも含めて、全体的にユーザーの視点が欠如しているとしか思えないのですよ。
この流れの中では。
JASRACとレコード会社もiTMS絡みで最近またあやしい動きをしてますし。
みんなどこを見て走ってるのかがなんとなくわかっておかしい。
コレ関連のややこしい企業・団体の動きって・・・見てると全然飽きませんね。