2005年05月20日

サツキ無罪

asahi.com: 枯れ枝が頭に刺さり1歳児死亡 千葉市動物公園で?-?社会

<全文>枯れ枝が頭に刺さり1歳児死亡 千葉市動物公園で
 千葉市動物公園(同市若葉区)で4月、1歳7カ月(当時)の男児が園内の背もたれのないベンチ(高さ40センチ、奥行き45センチ)から転落、背後に植えられた太さ約5ミリのサツキの枯れ枝が後頭部付近に刺さり、死亡する事故が起きていたことが19日わかった。
 市公園緑地部などによると、亡くなったのは同区内に住む会社員男性(35)の長男で、4月10日に母親(35)と姉(10)、母親の友人ら計5人で遊びに来ていた。市内の病院で手術を受けたが、数日後に容体が急変、脳死状態になり、今月12日に脳挫傷で死亡したという。
 同公園内では男児の死後、サツキを撤去して花壇にした。同公園は「二度と起きないよう安全管理をしていきたい」としている。


 昨夜、ニュース23見てたらこのニュースが流れてて、「ああ、痛ましい事件だなあ・・・」なんて思ってた。
 そしたら父親がテレビの取材に「保護責任があるのは自分でもわかっている。『落ち度がありました』と(動物園側に)一言でも謝ってもらえればそれでよい。命を返してもらえれば本当は一番良いんですけど」とかって答えてた。
 「ドッヒャー! バカ親キターッ!」って思わずテレビの前で突っ込んだよ。
 テレビや新聞の報道を見る限り、この動物園側の責任は全くなさそうなんだよね。
 「現場を目撃した動物園の飼育係は、男の子と姉がベンチに座っていて母親が姉の名前を呼び立ち上がった時に男の子が後ろに落ちたと話し、母親は男の子がベンチに登ろうとして誤って落ちたと話しています」
 なんでこの親は動物園側に「落ち度がありました」って謝って欲しいんだろうかと。
 子どもの非行を何でも学校のせいにするバカ親と、思考回路が同じだということ?
 それともテレビの執拗な取材に対して、そう答えなきゃならないように仕向けられたとか?
 まさか、本当に訴訟に走るつもりじゃ・・・。
 いずれにしても、自分の責任を直視しないで他人に責任を負わそうとする風潮ってのは、何となくだけどこの社会の中に確かにあるんだろうね。
 まあココロのどこかで、親である自分たちが、愛する子どもを事故に遭わせてしまったという現実から逃れたいという気持ちがはたらいてるのだとすれば、それはそれで理解はできるんだけど・・・。
 僕としては、亡くなった子どもは不幸なことでとても可哀相だと思うが、しかし何の罪もないのに撤去されてしまったサツキもとても可哀相だなあと。
 例えサツキから花壇に変わったとしても、同じような事故が起きないという保証はどこにもないのにね。
 動物園側もその事実をわかっていながら、それでもサツキを撤去せざるを得ないというのは、今の社会での責任の取り方、問題の対処の仕方に限界や問題があるということを、どこか象徴してる気がする。

投稿者 jizo : 2005年05月20日 22:27 | トラックバック (0)
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