以下、ここ最近あった自衛隊に関するWinny情報漏洩事件をずらっと・・・。
陸自でも情報流出、複数隊員の私用パソコンから : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
<全文>陸自でも情報流出、複数隊員の私用パソコンから
ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を介した情報流出が相次いで発覚している自衛隊で、海上、航空に続き、陸上自衛隊でも昨年以降、少なくとも4〜5人の隊員の私用パソコンからの情報流出が確認され、陸自で調査を進めていることが分かった。
陸自によると、これまでのところ秘密文書の流出は確認されていないという。
関係者によると、流出した情報は、部隊の訓練計画や、訓練成果の報告書、隊員の連絡網など。また、訓練風景を撮影したとみられる画像などもあった。3自衛隊とも流出が明らかになったことについて、防衛庁幹部は「言えばわかるだろうという性善説に基づいた対策を改め、隊員一人一人を厳しくチェックする体制を作ることが必要だ」と話している。陸自では、2005年には、北海道補給処(北海道恵庭市)の2等陸曹の私用パソコンから流出するなど、過去にも4件のウィニーを介した情報流出が明らかになっている。
<全文>空自情報流出:パソコンから基地警備計画案など
重要情報の流出が相次いだ海上自衛隊に続き、航空自衛隊でも複数の隊員のパソコンから内部情報やデータが流出していたことが1日分かった。流出したデータには、昇任試験の模擬テストや、隊員約60人分の個人情報などが含まれており、空自が詳しい調査を始めた。2年前に発覚した陸上自衛隊の情報流出問題を含め、これで陸海空3自衛隊での流出が確認され、自衛隊全体の徹底した情報管理が求められる事態となった。
毎日新聞が入手した資料などによると、流出させたのは2等空尉(27)ら隊員2人とみられる。ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を入れた私用パソコンが暴露ウイルスに感染し、ネットワークに流出した。
2尉のパソコンからは、同期隊員名と携帯電話番号のほか、職種、所属基地などの一覧表や、空自の将来像などさまざまなテーマの論文、家族の写真などが流出した。
「基地警備計画」名のファイルには、隊の編成図や小銃、機関銃の数を記した「火力の編成」などの項目を含む計画案と2尉の所属、氏名が記されていた。また、飛行中に任務継続が不可能となった(アボート)際の行動をさまざまなケースに応じて規定した「アボート手順」というファイルもあった。
もう一つの流出情報には、昇任試験の模擬テストのファイルが多数収められた「試験『昇任模試1』」などのフォルダーがあった。フォルダー内には、防衛庁の訓令や武器使用など自衛隊法についての解説が記されたファイルや、「解説秘密保全に関する訓令第11条」という名のファイルまで含まれていた。
自衛隊の情報流出を巡っては、04年4月に陸自・第1普通科連隊(東京都練馬区)の訓練計画や隊員名簿などがウィニーネットワークへ流出していることが発覚。先月には海自幹部を含む6人が情報流出させたことが明らかになった。
防衛庁のある幹部は「講習や通達などソフト面での対応には限界がある。隊員がデータを持ち出せないよう、記録媒体を接続できなくするなどハード面の対応が必要だ」と話している。
<全文>海自機密データ:「極秘」暗号書類などネット上に流出
海上自衛隊の「極秘」と書かれた暗号関係の書類や、戦闘訓練の計画表とその評価書など、多数の機密データがネット上に流出していることが、22日分かった。流出した海自情報はフロッピーディスク約290枚分に相当する膨大なもの。約130の自衛艦船舶電話番号や顔写真付きの隊員名簿、非常時連絡網なども含まれており、防衛庁は事実関係について調査を始めた。軍事専門家は「トップシークレットの情報が含まれている」と警告。過去最大級の軍事情報漏えい問題に発展する可能性も出てきた。【サイバーテロ取材班】
関係者によると、情報は、ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」のネットワークに今月中旬に流出した。ファイルの内容などから、護衛艦「あさゆき」の関係者のパソコンが「暴露ウイルス」に感染したことが原因とみられる。
注目されるのは「暗号関係」というフォルダ。この中には、暗号の解読機とみられる「符号変更装置」の操作手順の詳細な記述があった。また、「極秘」と記された、非常用暗号書や乱数表などの書類の名称と整理番号をまとめた「暗号書表一覧表」があった。数字を羅列した「側方観測換字表」や、自衛艦のコールサインをまとめた表は「秘」となっていた。
一方、「ドリルパッケージ」というフォルダ内には「監視経過概要」のタイトルで、「本艦の258度、38マイルに探知(監視ラインの外1600yds)」「情報収集A法発動」「目標との距離を1000ヤードつめる」など、何らかの船舶を追跡したとみられる記録がある。訓練かどうかは不明だが、専門家は海自の作戦能力を知られる危険性を指摘する。
「電話番号一覧」という名のファイルには、090で始まる電話、ファクスなどの「船舶電話番号」や、「衛星電話番号」などのデータが並び、「昨年3月現在」と上部に表記されていた。大量の電話番号が出たことで、より大切な情報にアクセスされる恐れもある。
隊員名簿は、昨年4月現在の護衛艦「あさゆき」の約40人分の隊員リストとみられる。本籍地や住所地、家族構成のほか最終学歴や宗教の項目もある。このほか、「あさゆき」関係の文書として、「非常呼集連絡網」「艦内作業予定」「個人配置表」「勤務表」など多岐にわたるデータが収容されている。
「あさゆき」は、海自佐世保基地配備の護衛艦。基準排水量は約3000トン。全長130メートルで乗員は約200人。魚雷や速射砲、機関砲などの装備がある。
数日前からネット掲示板に「海自情報が流出している」などの書き込みが相次いでいる。
防衛庁広報課は、「(掲示板に)書き込みがあったことは承知している。詳細については現在調査中」と話している。
▽軍事アナリストの小川和久さんの話 ここまでまとまった資料はトップシークレットと言える。他国の情報機関やテロ組織にとっては宝の山の資料だ。内通者をつくったり、なりすましを許しかねない。特に船舶追跡記録は、作戦能力が分かる可能性もあり、まずいのではないか。海自は直ちに対応しなければならない。
落としていたのはどう見てもエロ動画です。
本当にありがとうございました。
3バカ自衛隊以外にも、今年に入ってここ最近だけでものすごい量の情報がWinnyから漏洩してる。
情報流出:消防士長のパソコンから 感染ソフトで 名古屋−事件:MSN毎日インタラクティブ
asahi.com: 客らの情報270人、ネットに流出 モスフードサービス?-?社会
Yahoo!ニュース
- 共同通信 - 児童ら約700人分情報流出 教諭所有のパソコンから
NTT栃木支店の顧客情報、ウィニー介しネット流出 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
「2ちゃんねる」に栃木県警捜査資料、PCから流出? : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
asahi.com: 就職口利き?文書流出 愛媛県議のPCから有権者名簿も?-?デジタル
もうあれだな。
特に公務員はWinny使ってるのがわかった時点で逮捕すべきだな(^^;)。
それぐらいしないと国民に損害が容赦なく降り掛かって来るよ。
「Winny=無料で音楽&映画&ゲーム&アプリ、そしてエロ動画ゲット!」って考えてる脳タリンたちは、一回死んだ方がいい。
一度でもネットに情報が漏れ出てしまうと、永久に回収できないばかりか、一生(死んだ後も)ネット上を飛び回るってことを学習するべき。
Winnyをどうしても使いたいなら、アンチウィルスソフトは当たり前として、重要な情報の入っていないWinny専用のPCを用意しなさい。
中古PCならヤフオクや激安サイトで5,000円くらい出せば十分なやつが買えるはず。
・・・って、折角こうアドバイスしても、聞かないやつは聞かないんだよな。
「俺は大丈夫」って。
今までもWinnyの問題については色々触れて来たけれども、やはり俺の結論としてはアレです。
「ネット利用者は免許制にする」
クルマの免許みたいに誰でも取れるけれど、しっかり勉強してテストにも実技にも受からないとネットを使う資格がない・・・これしかなさそうな気がします。
当然無免許で情報漏洩なんかしたのがわかったら、即ブタ箱行きと。
本来それぐらい罪が重いはずなんだけどねえ。
ネット上の情報漏洩って。
あ、あとP2Pの何たるか、これからのネット社会のありようについて想像力の乏しすぎる京都府警も逝っちゃってください。
ある意味、知らずに情報漏洩するネット初心者よりずっと質が悪い。
京都府警は一連の「Winny情報漏洩騒動」の元凶です。
この人たちの功名心や勇み足のせいで、一般市民の個人情報がどんどん漏れ出る事態に陥っています。
ここまで育ったWinnyネットワークを壊滅させることは現実的に不可能なんだから、発想を逆転させて「安全に健全にWinnyネットワークを利用する」ことを考えるべきでしょう、普通。
そんなことがわからないのだろうか?
ホントにバカ府警だなあと思う。
そしてこのバカ府警のせいでWinnyは改良もできず国家の機密情報が漏れ続けると・・・。
で、このあたりのことを最近の社説で指摘した毎日新聞は、なかなか捨てたもんじゃないなあと思う今日この頃。
社説:海自情報流出 ソフトの欠陥放置も問題だ−話題:MSN毎日インタラクティブ
<全文>社説:海自情報流出 ソフトの欠陥放置も問題だ
情報のネット流出が相次いでいる。今度は海上自衛隊の機密情報が流れていた。戦闘訓練の計画表とその評価書など、国防にまつわる多数の機密が含まれていたというから、驚きだ。
小泉純一郎首相は防衛庁に原因究明を指示し、海上幕僚監部は事故調査特別委員会を設けて全容解明を急ぐとともに、再発防止策の検討など、対策に追われている。
護衛艦「あさゆき」の海曹長が艦内からコピーし、自宅の私用パソコンに入れた。このパソコンでファイル交換ソフトのウィニーが使われ、ウイルスに感染していたことから、ネットに流れ出した。
過去最大級の軍事情報漏えい問題に発展しかねない事態が、自衛官のうっかりで起こってしまった。流出した中には、艦艇のコールサインや、暗号の解読機とみられる「符号変更装置」の操作手順などもあった。あまりにも深刻で、笑うに笑えない事態だ。
流出発覚のいきさつも問題だ。今月16日にネット上の掲示板で「海自の機密情報が漏れている」との書き込みがあり調査を開始した。しかし、実際に流出を確認したのは21日になってからだった。
インターネットは情報流通の中軸になりつつある。ネットの監視は自衛隊にとっても必要なことだろう。ところが、自分たちの情報流出を確認するのに1週間近くかかっており、自衛隊の情報収集能力も疑わざるを得ない状態だ。
ウィニーによる情報流出は海自以外にも相次ぎ、連日のように報じられている。その中には警察や裁判所、刑務所、郵政公社、病院など公的機関も含まれており、そのたびに関係者は大慌てだ。
実は、ウィニーの作者も、ソフトウエアに欠陥があることを認めている。一度流出したファイルを消すことができない管理不能の状況は、ウィニーの技術的欠陥が原因であり、解決するアイデアもあることを明らかにしている。
しかし、この作者は一昨年、京都府警に逮捕され、現在公判中だ。ウィニーを開発し、改良を繰り返していたことが著作権法違反ほう助にあたるというのだ。
その結果、作者が欠陥を改良したくても、それができない状態になっている。流出したファイルの消去が目的でも、ソフトに手を加えると、さらに犯罪行為を重ねることになってしまうからだ。
ウィニーの作者の逮捕は、その時点から意見が分かれていた。著作権侵害は違法ファイルを交換した人たちの行為で、ファイル交換ソフトの作者が逮捕された例は、米国などでもないからだ。
逮捕の結果、ウィニーの欠陥が放置され、警察や裁判所、自衛隊の内部情報までも流出し、どうすることもできない皮肉な現象が起こっている。
ぜい弱性のあるソフトはウィニーだけではない。インターネットにつながったパソコンで機密情報を扱うのがそもそも問題だ。
しかし、現実に社会に多大な被害を与えながら、ウィニーの欠陥が放置され続けているというのもおかしなことだ。
毎日新聞 2006年2月26日 0時05分