2008年04月09日

何のための聖火リレーだ?北京オリンピックは中止すべき。

混乱聖火リレー、善光寺一般客入場禁止へ - 社会ニュース : nikkansports.com

<全文>混乱聖火リレー、善光寺一般客入場禁止へ
 世界各地で大混乱となっている北京五輪の聖火リレーで、今月26日に予定される長野市では8日、出発地・善光寺の一般客入場を禁止する措置も検討され始めた。警備対策ではコース約18・5キロに300のポイントを設けて、民間ガードマンを配置する徹底した態勢をとる。また、パリで聖火を消した北京五輪組織委員会直轄の「聖火防衛隊」の情報がなく「どのように対処したらよいのか」と長野市では頭を抱えている。
 10年前の冬季五輪で日本ジャンプ陣らの活躍で盛り上がった長野市が、17日後の聖火リレーで困惑している。ロンドンやパリ、さらにサンフランシスコでもチベット暴動に対する中国の対応に抗議する行動が活発化し、リレーの最中に火が消え、中断される事態にまで発展した。
 8日、約1300人のボランティアの担当となる市職員約200人にリレー実施に関連する説明会が行われた。その裏で聖火リレー長野市実行委員会は結論の出ない会議に頭を悩ませた。スタート地点の善光寺に一般客を入れない方針だけがまとまった。
 コースとなる善光寺参道は両側に出店が並ぶ細い道で、第1走者に有名人を配することから、実行委では「万が一、けがなどがあったら大変。不審者がまぎれる可能性もあり、一般客は入れられない」との判断を下した。聖火リレースタートの生観戦の代替案として、善光寺境内に巨大モニターを設置して映像公開する案が浮上している。
 さらに23日に予定されていた第1走者の発表も現段階では白紙になった。「世界各地の情勢を見ないと危険と判断しました。県警と検討して、有名な方に走っていただくことなので、発表時期は未定」と実行委広報担当は説明した。
 警備態勢でも万全を期す。8日時点では、まだ警備会社と契約していないが、実行委は18・5キロのコースに300カ所の警備ポイントを設定した。泉信也国家公安委員長も「大切なリレーなので、無事にバトンを渡さないといけない。県警を中心に、態勢のあり方について検討する」と警備の増強を約束した。頭を悩ます長野県警では「98年長野五輪では考えられない事態。周辺県からの応援要請を視野にいれて警備を考えていきたい」と気を引き締めている。
 警備面では不安要素もある。北京五輪組織委員会が各地に派遣している「聖火防衛隊」と称する屈強な中国人約40人の集団について、実行委ではまったく情報がないという。パリでは聖火を消してバスで走者を移動させ、3度もリレーを中断させた。「中国からは何も言ってこない。どのような配置になるのか当日まで分からない可能性がある」と実行委では不安を募らせている。


 中共の言ってることで唯一同意できることがある。
 「五輪を政治化させてはならない」
 その通りだと思う。
 結局今回の一連の騒動で被害を被っているのはオリンピック出場に文字通り命を懸けている各国の選手だろう。
 チベット人虐殺問題で北京オリンピックをボイコットしろという世論が一部ではあっても高まりつつあるのを、一体どういう心境で聞いているのか。
 そもそも中国でオリンピックを開いてはいけなかったのだと思う。
 なぜなら中国とオリンピックの関係はこれまでも政治的な繋がりが不可分であったから。
 以下はネットで流れていた中国の五輪ボイコットの歴史。

【中国の五輪ボイコットの歴史】
1952年 ヘルシンキ五輪 参加
1956年 メルボルン五輪 選手団が現地に到着後にボイコット(理由は台湾問題)
1960年 ローマ五輪 ボイコット(理由は台湾問題)
1964年 東京五輪 ボイコット(理由は台湾問題)■■開会式当日に合わせて核実験強行■■
1968年 メキシコ五輪 ボイコット(理由は台湾問題)
1972年 ミュンヘン五輪 ボイコット(理由は台湾問題)
1976年 モントリオール五輪 ボイコット(理由は台湾問題)
1980年 モスクワ五輪 ボイコット(理由はアフガン問題)


 2008年の北京開催を考慮に入れて1984年以降はオリンピックに参加しているが、そもそも中国はオリンピックと政治問題を当然のように結びつけてきたお国柄なわけだ。
 中国でオリンピックを開催すると決定した時点で、今のこのような状態になるのは当然予想できたのではないか?
 加えて中国は中共一党独裁の政権であり、市民の人権と自由と民主主義は制限されている。
 そんな場所でそもそも「平和の祭典」が開けるわけがない。
 拝金主義のIOCは深く反省するべきだと思う。
 だいたい聖火リレーは世界各地の観衆と共に、「平和の祭典」を開催する喜びを分かち合うために行われるものじゃなかったのか?
 なんで一般客が入場禁止になるんだ?
 そういう考え方になるのがおかしい。
 北京五輪組織委員会直轄の「聖火防衛隊」って発想自体がオリンピックとしてはありえないだろう。
 それに「聖火防衛隊」の中身はどう考えても人民解放軍。
 そんな輩を「オリンピックの平和開催」のために日本に入れるわけにはいかない。
 今夏、北京で開こうとしているオリンピックが、もはやオリンピックとは似て非なるモノであることは明らかだ。
 即刻北京での開催を取りやめて別の国・地域で開催するか、もうこの行き過ぎた商業&政治主導の近代オリンピック自体を御破算にするときに来てるんじゃないかと思う。

投稿者 jizo : 2008年04月09日 13:14 | トラックバック (0)
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